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ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門

ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門

読了。LazyLinesのCGIも一応実装した。
始めの方の説明は私の知る範囲で最もわかりやすいHaskellの入門だったと思う。型クラス、カリー化、部分適用といった概念はこの本を読み進める中で抵抗無く受け入れることができた。

ただし、Monad以降は同じようには行かなかった。初心者に理解させるには、もっと多くのページ数が必要なのだと思う。その消化不良を残したままLazyLinesに突入するので、私にはちょっと無茶な進み方に思えた。

それで回り道をして、こんなことをやった。まぁ、それなりに効果はあったと思う。

できればわからない点について質問できるような先達を見つけてから、この本なり他の本なりを読み進めれば、もっと多くを理解することができたと思う。

次に知りたいと思っていることは、もう少し実践的なHaskellの使い方だ。何を以って「実践的」とするかは私自身よくわかっていないのだが、チュートリアルよりも先に進むために何かが足りないと感じている。来月出版予定のReal World Haskellを読めばその何かが得られるのではないかと期待している。

Real World Haskell: Code You Can Believe In

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